◆コラム 日本で就職したい外国人必見!ビザが取得しやすい職業とは

2019年08月19日


日本で就職したい外国人必見!ビザが取得しやすい職業とは
◆増加傾向にある日本で働く外国人の数
年々増加傾向にある、日本で働く外国人の数。厚生労働省が2019年1月25日に公表した調査によると、2018年10月末時点において日本で働いている外国人労働者数は1,460,463人。前年同期比でなんと14.2%の増加となっており、これは外国人雇用の届出が義務化されて以降、過去最高の数字となっています。
数ある国の中で「日本で働きたい」と考え、選択してもらえるのは日本人としては光栄な思いですが、では外国人が日本で働くためには、どんな資格が必要なのでしょうか。

◆日本で働くためには在留資格(ビザ)が必要
外国人が日本で働くためには、まず<在留資格・resident status>を持っているかどうかが重要。
これは、外国人が日本に滞在中、働いたり日常生活をしたりできることを示す法的資格のこと。取得していない人は、日本で仕事に就くことはできません。
在留資格とは、外国人が我が国に入国・在留して従事することができる活動又は入国・在留できる身分又は地位について類型化し,法律上明らかにしたものであり,現在30種類の在留資格があります。
この在留資格のことを、なぜか日本では企業や外国人本人も「就労ビザ」と呼ぶことが多いよう。本来ならば
<ビザ(査証)>と<在留資格>は同じではありません。ただし、異なるものではありますが、ここでは多くの人の認識を考慮して便宜上<就労ビザ>と呼ぶことにしたいと思います。
就労ビザを取得するということは、入国管理法で定められている在留資格の中で、就労して所得を得る活動が認められている18種類の在留資格のどれかを取得するということです。

◆外国人が日本で就職するのに必要な在留資格・ビザの種類
入国管理法で定められている、日本で就職する際に必要な就労ビザの種類は下記の通り。
■教授:大学教授や助教授・助手など
■研究:研究所に属する研究者、調査員等
■芸術:作曲家や写真家、彫刻家など芸術に関する者
■宗教:僧侶や宣教師等、宗教に関わる者
■報道:アナウンサーや新聞記者、編集者等のマスメディアに関わる者
■経営・管理:会社経営や役員、取締役等
■法律・会計業務:弁護士、会計士、税理士等(日本の資格を有することが必須)
■医療:日本の資格を有する医師や看護師、薬剤師、療法士等医療現場に関わる者
■教育:学校教員やそれに準ずる学校での語学教育に携わる者
■技術・人文知識・国際業務:機械工学等の技術者や営業、通訳などの文系専門職(その他の就労ビザに当てはまる職種を除く)
■企業内転勤:外国で就業している者が日本国内にある事業所等へ転勤し、技術・人文知識・国際業務の業務に当てはまる就業をする者
■興業:プロスポーツ選手や歌手、俳優など、演劇、演奏等の興業に関わる者
■技能:調理師や職人等の、特殊な分野において熟練した技能が必要な職種に携わる者
■介護:介護福祉士の資格を取得した介護士(資格取得が必須)
■技能実習:受け入れ先の企業と雇用契約を結び技術などを学ぶために一定期間の滞在を許可されている技能実習生
■高度専門職:法務省指定のポイント制で一定値を超えている高度外国人人材

□就労ビザは1人1種類
就労ビザは1人1種類のみしか持てないという決まりがあります。たとえば仕事を変えたり(転職)、日本での活動内容を変えたりする場合にはビザの変更が必要となることを覚えておきましょう。

□外国人が転職する際には注意を
外国人の転職は、日本人のように「まったく違う職種であっても自由に」とはいかないのが実情。外国人が転職する場合は、今まで働いていた業種とは違う仕事につく場合はビザの変更が欠かせません。また、今までと同じ業種であっても変更が必要な場合も。いずれにしろ転職の際のビザの変更には注意が必要です。

□不安がある人は、信頼できる専門機関に相談しましょう
ビザ変更の届出ができないと在留期限が短縮されたり、罰金になってしまうことも。転職の際にもし不安があるようなら、支援団体や転職エージェントなどに相談するのがおすすめです。

◆外国人が就業ビザを取りやすい日本での職業とは
上記に項目がないことでわかるように、たとえばウエイトレスや清掃、コンビニのレジなどいわゆる単純労働とカテゴライズされる仕事ではビザは取れません。
反対に、比較的就労ビザがとりやすいとされているのがIT業界。たとえばエンジニアなどの職種は、なによりもまず技術の高さが優先されやすい。そのため高い技術を持っている外国人の方は、たとえ日本語がビジネスレベルに達していない状態であっても、日本でもひっぱりだことなっているのが現状です。ただし、これはあくまでもクリエイティブな思考と高いスキルを持っている人に限りますが……。

時代はいま、第4次産業革命を通して、Connected Industri es(2017年に日本の経済省が発表した概念→
人・モノ・技術・組織などがつながることによる新たな価値創出が、日本の産業の目指すべき姿(コンセプト)である)と呼ばれる超スマート社会を目指しています。それなのに、日本のIT産業の人手不足は現在かなり深刻な状態のよう。高いスキルを持つエンジニアは、日本では国籍を問わず喉から手が出るほどに欲しい人材だと言えるでしょう。

◆日本で外国人がビザを取りやすいその他の職業とは?
外国人が日本で働くにあたって就労ビザが取りやすいとされている職種は、IT業界以外でもあるのでしょうか?
たとえば、外国語学校の教師などの教育業、翻訳家や通訳業務などの外国語に関連する分野などが比較的ビザが取りやすい職業だと言われているようです。

◆就労ビザは1人1種類しか持てず、変更は難しい
日本で外国人が働くためには必ず持っておかねばならない<就労ビザ>。
覚えておいてほしいのは、就労ビザは1人1種類しか持てないということ。また、外国人の方が日本国内で転職を考えることもあるかと思いますが、その際就労ビザの種類を変更することは難しいと覚えておいてください。
技術・人文知識・国際業務のビザで日本で働く人が、同じ人文知識・国際業務の仕事であれば転職は問題ありません。
いずれにしろ、就職の際に「自分は日本でその仕事でやっていきたいのか」をしっかりと考えることが重要かと思われます。転職、就職等でのビザの変更などで疑問や相談がある方は、一度株式会社フェローシップにご相談くださいね。知識豊富な社員があなたのご相談にのります。

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