◆コラム 外国人留学生が日本のインターンシップに参加する方法とメリット

2019年07月26日

外国人留学生も日本のインターンシップに参加できるか

インターンシップとは、おおまかにいうと適性や職業選択の見極めのために、学生が一定期間の間企業で就業体験をする仕組みのこと。
最近の学生なら一度は体験しているといっても過言ではないかもしれません。
アルバイトと違う点は、基本的にインターンシップは無給であるということ。
無給なので、通常インターン期間は1日~10日程度の出社であることが多いようです。

では、外国人留学生もインターンシップを受けることができるのでしょうか?
答えはイエス。ですが、外国人留学生が日本で参加するには、いくつかの条件があります。
まず必須なのはコミュニケーションがとれるレベルの日本語能力。
「日本語以外の言語のみでインターンシップに参加したい」、そう思われる外国人の方もいらっしゃるかもしれませんが、現状ではそれはかなり難しいと考えたほうがよさそうです。

次に在留資格の問題ですが、インターンシップを受けることのできる留学生は<在留資格「留学」,「特定活動」(継続就職活動)又は「特定活動」(就職内定者)をもって在留している方>と法務省ホームページに明記されています。

◆外国人留学生が日本で有給インターンシップに参加するためには?
大学が夏休みの間に行われるインターンシップの学生募集のピークは6月。また、春休み中に行われる場合は、募集は11月から1月にかけて行われることが多いよう。
「日本企業でインターンシップを受けてみたい」と思う外国人留学生の方は、目当ての企業のホームページやSNSをチェックして、情報を逃さないようにしてください。
短期間のインターンシップは無給ですが、長期で有給のインターンシップもあります。

では、外国人留学生が有給のインターンシップを受ける場合に条件はあるのでしょうか?
法務省のホームページの説明がわかりやすいので、下記に抜粋したいと思います。
(以下抜粋)
インターンシップによる報酬の有無により,下記のいずれかに該当します。

インターンシップにより報酬を受けない方(無報酬でインターンシップを行う方)
入国管理局から事前に許可を受ける必要はありません。

インターンシップにより報酬を受ける方
<インターンシップに従事する時間が,1週について28時間以内の方又は在籍する教育機関の学則で定める長期休業期間中に行うインターンシップであって,当該インターンシップに従事する時間が1日について8時間以内の方>
事前に入国管理局から資格外活動許可(※)を受ける必要があります。
※ 1週について28時間以内で行う,いわゆるアルバイトに対する許可のことです。
(注)当該許可を受けることにより,いわゆる夏季休業,冬季休業及び春季休業等として,在籍する教育機関が学則で定める長期休業期間中は,1日について,8時間以内の資格外活動が可能です。そのため,長期休業期間中に,1週について28時間を超えるインターンシップに参加する場合であっても,下記の「1週について28時間を超える資格外活動許可」を受ける必要はありません。

外国人留学生が日本のインターンシップに参加すると就職に有利になるのか
日本で就職活動をする学生の間では、こんな噂もささやかれています。
「インターン組は就職に有利」。
この場合のインターン組とは、その企業でのインターン経験者のことを指します。
とある調査では「インターンシップへの参加がその企業への就職に有利か」という設問に対し、文系全体では7割強、理系全体では約8割の学生が「有利だと思う」と回答。つまり4分の3の学生が有利だと考えているのです。
有利というのは、つまりインターンシップに行ったことで、その企業に内定が決まったのかどうか、ということ。
実際に就職活動の際には「インターン組」や「インターン枠」という言葉が飛び交い、インターン経験者の中には一次選考免除があったり、誰もが認めるほどに優秀であればインターン終了時に内定をもらう学生がいることも稀にあるようです。

ただ、そんな学生はほんの一握り。
インターンシップに参加したからといって、誰もが誰も就職に有利になるわけではないことは覚えておきましょう。

◆外国人留学生が日本のインターンシップ参加で学べること
学生が就職前にインターンシップに参加したことで得たものは、とてもたくさんあるよう。
具体的な例をいくつかあげてみましょう。
・社会人としてのマナーや言葉遣いが身についた
・会社というものはどんなところかがわかり、自分が実際に働いていくイメージが明確になった
・働く楽しさがわかった
・自分がどのジャンルの仕事をしたいのか、迷わなくなった
などなど……経験者の感想をチェックしてみると、やはりインターンを経験してよかったと考えている人が圧倒的に多いようですね。
インターンシップは、経験しておいて決して損はないものかと思われます。
給料がある、ない。また、内定への近道になるかどうか。
そのあたりにこだわりすぎるのではなく、社会人としてのマナーを学びに行くつもりでインターンシップに挑戦することをオススメします。
募集時期を逃すことなく、志望する企業のサイトなどはチェックするようにしておきましょう。

◆外国人留学生向けのインターンシップ募集の探し方
日本のインターンシップは春と夏に行われることが多いもの。「インターンシップに行ってみたいな」と考えるなら、まずは情報収集を。これは外国人留学生でも日本人大学生も同じですね。
インターンシップの告知は、たとえば大学が開催する就職活動のためのイベント。また、お住まいの地域で開催される就活関連のイベントなどで企業が告知する場合も。
ほかは、インターネット上にいくつかあるいわゆる大手就活サイトでしょうか。

企業のホームページなどで告知される場合もあるので、気になる企業があればこまめにチェックするようにしましょう。
ただ、外国人の場合、外国人留学生のインターンシップを募集していることが大前提となります。
外国人留学生の方は、まずは大学の就職窓口にいく、または外国人雇用サービスセンターに行って「外国人留学生が参加できるインターンシップはあるか」を尋ねるようにしてください。

◆日本のインターンシップ面接で合格するためのポイント
インターン面接でも、実際の就職のための面接でも、まずはなにがなくても時間厳守!
日本人は時間を守れない人を嫌います。とくにそれがビジネスの場であれば、なおさら。面接に遅刻する人は、決して良い印象をもたれないので気をつけましょう。
また、インターン面接を受ける際のポイントとして、インターンシップを受ける企業の「なにに興味があるのか」「なにを学んでみたいのか」をまずきちんと自分の中で整理すること。

そのためには、インターンシップの面接を受ける企業はどんな企業なのかを、ホームページなどで下調べするなどの事前準備は必要ですね。
事前準備をして、志望理由や目的をきちんと整理、その上で面接に挑むようにしましょう。

NEWS一覧へ戻る

この投稿をシェアする