◆コラム 日本で就職したい!ベトナム人が日本で働くためには必要なことまとめ

2019年08月9日

外国人が日本で働くためには。就労ビザを取ることが第一条件です!
ベトナム人であっても、アメリカ人であっても、イギリス人でも、フランス人だとしても。
外国人の方が日本で働くために必ず必要となるのが、就労ビザ。「日本で仕事をしたい」と思ったなら、まず就労ビザを取るために自国でどのような手続きが必要なのかを確認し、実行するようにしてください。
就労ビザのない外国人が日本で働いているのが見つかった場合、不法就労とみなされ、働いていた外国人はもちろん、雇用していた会社も罪に問われる可能性があります。
不法就労で働いていたことがわかった場合は、その外国人は強制退去となります。
また、事業主(企業)側にも不法就労助長罪に問われる場合が。入管法第73条の2第1項の罪により、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処せられることがあります。
「日本で働きたい!」と思った場合は、必ず就労ビザを取る手配をしましょう。

◆就労ビザとは、つまり<就労できる在留資格のこと>
就労ビザを取得するってどういうこと?
そんな疑問を持つベトナム人の人もいるかと思われますので、下記で簡単に説明を。
入国管理法で定められている27種類の在留資格の中で、就労して所得を得る活動が認められている17の在留資格のうちのどれかを取得すること。それが、いわゆる<就労ビザ>を取得するということ。つまり、就労ビザ=就労できる在留資格、ということなんですね。ちなみに、就労ビザの取得はひとり1種類となっています。

では在留資格下記に書き出してみましょう。
■教授:大学教授や助教授・助手など
■研究:研究所に属する研究者、調査員等
■芸術:作曲家や写真家、彫刻家など芸術に関する者
■宗教:僧侶や宣教師等、宗教に関わる者
■報道:アナウンサーや新聞記者、編集者等のマスメディアに関わる者
■経営・管理:会社経営や役員、取締役等
■法律・会計業務:弁護士、会計士、税理士等(日本の資格を有することが必須)
■医療:日本の資格を有する医師や看護師、薬剤師、療法士等医療現場に関わる者
■教育:学校教員やそれに準ずる学校での語学教育に携わる者
■技術・人文知識・国際業務:機械工学等の技術者や営業、通訳などの文系専門職(その他の就労ビザに当てはまる職種を除く)
■企業内転勤:外国で就業している者が日本国内にある事業所等へ転勤する者
■技術・人文知識・国際業務:IT技術者、外国語教師、通訳、デザイナーなど理系、文系の分野、また外国人特有の能力を活かせる業務に関わる者
■興業:プロスポーツ選手や歌手、俳優など、演劇、演奏等の興業に関わる者
■技能:調理師や職人等の、特殊な分野において熟練した技能が必要な職種に携わる者
■介護:介護士等(介護福祉士の資格を有することが必須)
■技能実習:技能実習生
■高度専門職:高度外国人人材

◆日本で仕事をするために。ベトナム人ならではの問題ってなにがある?

□似ている? 日本人とベトナム人の性格
「性格、気質がよく似ている」と言われることが多い日本人とベトナム。
協調性がある、真面目でコツコツ働く、勤勉など、たしかに日本人とベトナム人には共通の特徴がいくつかあるようです。ですから、ベトナム人の人が日本で働いた際には、ほかの外国の人よりも馴染みやすい部分があるかもしれませんね(もちろん人にはよりますが)。
ただ、そうはいっても、ベトナムの人から見ると日本はやっぱり外国。ですから、日本人と異なるところ、日本で働いて驚くところはたくさんあると思われます。

□残業して当たり前の日本企業
たとえば、残業。日本では最近でこそ残業が多い企業は<ブラック企業>と呼ばれ、問題視されるようになってきました。元々日本の悪しき習慣として、「残業して当たり前」という考え方があり、もっというと「残業せずに定時で帰るなんて、許せない」という空気が日本の社会全体に漂っていたと言えるでしょう。日本のバブル時代には「24時間、タタカエマスカ? ビジネスマン」という言葉が大流行したほどなんです。いまようやくそんな<なによりも仕事ファースト>の生き方、働き方を改革しようと日本政府もやっきになり始めたところです。

ベトナム人は、仕事をする際に「家族と過ごす時間を犠牲にしない」という考えを持っているとよく聞きます。
先程も書きましたが、日本はようやく改善されつつあるとはいえ、まだまだ「仕事第一、家庭はその次」という雰囲気がある国。いまようやくその働き方にメスを入れ始めたところとはいえ、そう簡単に深く根付いた働き方や考え方に変化がでるとは思えません。日本で仕事をしたい人は、日本人は長く「家庭より仕事。残業は当たり前」という働き方をしていたんだということを、事前に頭に入れておいたほうがいいと思われます。

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